2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、外国人にもわかりやすいデザインを目指して作られた「温泉」や「コンビニエンスストア」など、新しい22種類の案内マークが正式に標準的な規格に定められました。
経済産業省はJIS=日本工業規格で標準的な規格とされている施設やサービスを示す案内マークについて、外国人にもわかりやすいように変更や追加を行う方針を決めていました。
具体的には「温泉」や「案内所」それに「駐車場」など7種類のデザインを変更し、さらに「コンビニエンスストア」や「充電コーナー」、それに「無線LAN」など15種類のマークを新たに追加するもので、正式に標準的な規格に定める手続きが20日、完了しました。
今回、標準的な規格として定められた22種類の案内マークを使うかどうかは、企業や団体などの自主的な判断に任されます。
経済産業省は駅や観光施設などを運営する事業者にこれらのマークの表示を呼びかけて、3年後の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、マークの統一を図りたいとしています。
-- NHK NEWS WEB