サッカーJリーグ、J2のV・ファーレン長崎が複数年にわたって、スタジアムの入場者数を水増しして発表していたことがわかり、Jリーグが処分を検討しています。
V・ファーレンは昨シーズンの最終的な赤字が過去最大の1億3800万円の赤字になり、地元企業のジャパネットたかたの支援を受けて、経営再建を進めています。
関係者によりますと、V・ファーレンは新体制の下で、過去の経営状況などを調べたところ、複数年にわたって、スタジアムの入場者数を水増しして発表していたことがわかったということです。これを受け、Jリーグは処分を検討しているということです。
スタジアムの入場者数をめぐっては、2010年にJ1の大宮アルディージャが4年にわたって入場者数を水増しして発表していたとして、Jリーグから制裁金2000万円の処分を受けてます。
Jリーグは、このときに、ほかのクラブついても聞き取り調査を行い、問題はなかったとしていますが、このとき、V・ファーレンはまだJリーグに加盟していませんでした。
-- NHK NEWS WEB