大手コンビニチェーンの「セブンーイレブン・ジャパン」は、中国地方と四国地方の一部の店舗で販売した麦茶に、パッケージに表示していないアレルギー物質の乳成分が混入していたおそれがあるとして、およそ5400本を回収すると発表しました。
発表によりますと、セブンーイレブン・ジャパンが回収するのは、今月21日から24日にかけて中国地方と四国地方の9つの県にあるおよそ1600の店舗で販売した「セブンプレミアム 麦茶 1L」のうち、賞味期限が8月4日の商品、およそ5400本です。
この商品を購入した人から24日、「麦茶が濁っている」という連絡があり調査した結果、パッケージには表示していないアレルギー物質の乳成分が混入していたことがわかったということです。
この麦茶を製造した会社の工場で、麦茶の製造ラインと牛乳の製造ラインをつなぐ、配管のバルブがゆるんでいたことが原因とみられるということです。今のところ、健康被害の情報はないということですが、乳成分に対するアレルギーのある人は飲まないよう注意を呼びかけています。
商品を購入した人は、麦茶を製造した「広島協同乳業」に着払いで送れば、代金を返すということです。問い合わせの電話番号は、親会社の「協同乳業」のお客様相談室、0120−369−817と0120−186−258で、午前9時から午後5時まで受け付けています。
-- NHK NEWS WEB