静岡県湖西市でパチンコをしている最中に1歳の長男を車内に放置し熱中症で死亡させたとして、25歳の父親が保護責任者遺棄致死の疑いで警察に逮捕されました。また奈良市では、9歳の男の子が車の中でぐったりしているのが見つかり病院に搬送されましたが、その後、死亡しました。死因は熱中症と見られています。
逮捕されたのは、静岡県湖西市新居町中之郷の会社員、村田尋紀容疑者(25)です。警察の調べによりますと、村田容疑者は今月8日、市内のパチンコ店の駐車場で長男の陸ちゃん(1歳)を車内に放置し、熱中症で死亡させたとして保護責任者遺棄致死の疑いが持たれています。
村田容疑者は、当日の午前11時ごろから2時間ほど陸ちゃんを車に残したままパチンコをしていて、戻ったときには陸ちゃんはすでにぐったりした状態だったということです。
村田容疑者は、陸ちゃんを車に乗せたまま自宅に戻り、家族の通報で、陸ちゃんは病院に運ばれましたがその後、死亡が確認されました。
村田容疑者の認否は明らかにされていませんが、今月8日の湖西市内は日中の最高気温が32度まで上がっていたということで、警察が当時の詳しいいきさつを調べています。
-- NHK NEWS WEB