JA全農=全国農業協同組合連合会は、25日に総代会を開き、事業運営を強化するため、経営を監督する「経営管理委員会」のメンバーに三越伊勢丹ホールディングスの石塚邦雄前会長らが就く人事を正式に決めました。
JA全農は25日、各農協の組合長などが参加する総代会を開いて、経営の監督などを行う「経営管理委員会」のメンバーの改選を行い、デパート最大手、三越伊勢丹ホールディングスの石塚邦雄前会長や、トヨタ自動車の常務や日本郵政公社の副総裁を務めた高橋俊裕氏らが就任する人事を正式に決めました。
さらに、このあと新たなメンバーによる経営管理委員会の会合を開き、新しい会長に山形県本部の運営委員会会長の長澤豊氏を選任しました。
長澤氏は記者会見で「新たなメンバーとなった石塚氏や高橋氏は、企業経営で多くの実績を挙げてこられた方なので、人材育成などご指導をいただき、全農を新しく生まれ変わらせたい」と述べ、民間企業出身者の起用で、改革を加速する考えを示しました。
-- NHK NEWS WEB