27日午前、千葉県茂原市の化学工場で火災があり、警察や消防によりますと、3人が顔や手に軽いやけどをしたということで、警察が出火原因を詳しく調べています。
27日午前11時ごろ、千葉県茂原市東郷の三井化学の市原工場茂原分工場の警備員から「工場で火災があった」と消防に通報がありました。警察によりますと、工場の中で爆発があったということで、2時間余りたった現在も消防が消火活動を続けています。
警察や消防によりますと、この火事で作業をしていた男性3人が手と顔に軽いやけどをして病院に搬送されました。
三井化学の本社によりますと、火災があったのはコピー機のトナー用の樹脂を製造する工場の一角にある危険物の倉庫だということです。
倉庫で何を保管していたのかは現在確認中だということですが、会社側は「ガスの発生などは確認されておらず、工場周辺への危険はない」と話しています。
現場は、JR茂原駅からおよそ1キロほどの学校や工場などが建ち並ぶ場所にあり、工場の敷地は全体で45万平方メートルの広さがあります。
-- NHK NEWS WEB