大手化粧品メーカーの資生堂は、3種類の日焼け止め商品の一部について、肌に塗ったときにざらつき感があり、品質が基準に達していないとして、およそ41万個を自主回収すると発表しました。
自主回収するのは、「サンメディックUV 薬用サンプロテクト EX50mL」、「アネッサ 薬用美白エッセンスフェイシャルUV AB 40g」、「アネッサ 薬用美白エッセンスフェイシャルUV AB 特製サイズ 15g」の3種類の商品のいずれも一部、合わせておよそ41万個です。
資生堂によりますと、商品はいずれも大阪市にある工場で去年12月からことし3月にかけて生産されたもので、肌に塗ったときにざらつき感があるということです。商品の安全性や紫外線を防ぐ機能に問題はないということですが、会社では、品質が基準に達していないと判断し自主回収することを決めました。
資生堂は「ご心配、ご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます。今後、より一層の品質管理の徹底に努めていきます」とコメントしています。
会社では、ホームページや専用の電話でホームページで商品を買った人からの申し出を受け付けたうえで、新しい商品と交換するとしています。
専用の電話は28日午前9時から受け付けを始め、電話番号は、0120ー172ー693です。
-- NHK NEWS WEB