6日午前、東京・港区の交差点でタクシーが歩道に乗り上げ自転車に乗っていた女性など4人がけがをした事故を受け、6日夕方、タクシー会社が記者会見し、運転手に聞き取った内容として、車線変更の際乗用車と衝突した事故の反動で運転手がアクセルを踏み込んでしまい歩道に乗り上げた可能性があると、事故の経緯について説明しました。
東京・杉並区にあるタクシー会社で午後6時半から開かれた会見で岩田将克常務は「運転手が関係する事故でけがをされた方もいてご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません」と謝罪しました。そのうえでこのタクシーの69歳の運転手に聞き取った内容をもとに事故の経緯について説明しました。
それによりますと、タクシーは3車線のいちばん左側の車線から右折するため車線変更をしていたところ、いちばん右側の右折レーンを走行していた乗用車と衝突したということです。そして、この事故の反動で運転手が誤ってアクセルを踏み込んでしまい歩道に乗り上げた可能性があると説明しました。
岩田常務は「事故原因は警視庁が捜査中だが原因の解明を待ったうえで被害者への対応などを検討したい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB