当時13歳の長女のわいせつな動画を撮影し、インターネットで販売したとして、46歳の父親ら4人が警視庁に逮捕されました。長女は「撮影されるのは嫌だったが、家の収入のために我慢した」と話しているということで、警視庁が詳しいいきさつを調べています。
逮捕されたのは、兵庫県に住む46歳の自営業の父親と、東京・新宿区の映像制作会社社長、秋元哲容疑者(47)ら合わせて4人です。
警視庁によりますと、父親らは、おととし、当時中学2年生で13歳だった長女に露出の高い水着を着させてわいせつな動画を撮影し、インターネットで販売したとして、児童ポルノ法違反の疑いが持たれています。
父親には映像制作会社からおよそ500万円が支払われていたということです。
警視庁によりますと、調べに対し、4人はいずれも容疑を認め、父親は「金もうけのために娘の幼少期を犠牲にしてしまい、反省している」などと供述しているということです。また、長女は「撮影されるのは嫌だったが、家の収入のために我慢した」と話しているということです。
これまでの調べで、長女は8歳から5年間にわたってわいせつな動画などを撮影されていたと見られ、警視庁が詳しいいきさつを調べています。
警視庁は、46歳の母親も事情を知っていたと見て、近く同じ容疑で書類送検する方針です。
-- NHK NEWS WEB