大手広告会社、電通の新入社員だった女性が過労のため自殺した問題を受けて、長時間労働などの悩みに応える無料の電話相談が行われています。
この電話相談は労働組合の連合が全国で行っていて、このうち東京・港区にある連合東京では、午前10時の開始直後から電話が相次ぎました。
東京都内のIT企業に勤めるという男性からは「仕事が忙しく毎日、朝7時から夜10時まで働かなければならない」などと相談が寄せられ、相談員は、労働組合を通じて会社側と交渉する方法などをアドバイスしていました。
連合東京の内村昌司副事務局長は「人手不足の中で1人の人に仕事が集中して悩んでいるケースが多い。抱え込まずに気軽に電話をしてほしい」と話していました。
この電話相談は一部の地域を除いて6日と7日の2日間、午前10時から午後7時まで受け付けています。電話番号は0120ー154ー052です。
-- NHK NEWS WEB