任期満了に伴う横浜市長選挙は30日に投票が行われ、無所属の現職で自民党と公明党が推薦する林文子氏の3回目の当選が確実になりました。
横浜市長選挙の開票は午後9時15分から始まりました。
開票状況について選挙管理委員会の発表はまだありませんが、NHKの情勢取材や投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査などでは、無所属の現職で自民党と公明党が推薦する林氏が新人2人を大きく引き離して極めて優勢で、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから、林氏の3回目の当選が確実になりました。
林氏は71歳。大手スーパーの会長や自動車販売会社の社長などを経て、平成21年の市長選挙で初当選しました。
選挙戦で、林氏は、待機児童の解消をはじめとする子育て環境の整備や高齢者が住み慣れた自宅で医療や介護を受けられる仕組みづくりなどを進めると訴えました。
その結果、推薦を受けた自民党と公明党の支持層や支持政党を持たない無党派層に加え、自主投票となった民進党の支持層などからも支持を集め、3回目の当選を確実にしました。
-- NHK NEWS WEB