アメリカのIT企業アップルはことし6月までの3か月間の決算を発表し、主力のスマートフォンの販売が伸びたことなどから増収増益となりました。
アップルが1日に発表したことし4月から6月までの決算によりますと売り上げは454億ドル、日本円でおよそ5兆円となり、前の年の同じ時期と比べて7.2%増えました。
売り上げを地域別に見ると日本は2.7%増えましたが、香港などを含む中国は9.5%の減少となりました。
最終的な利益は87億ドル、日本円でおよそ9600億円となり、前の年の同じ時期を11.8%上回って増収増益を確保しました。
この3か月間に販売された主力のスマートフォンのiPhoneは4102万台で前の年の同じ時期の実績を1.5%上回ったほか、タブレット端末は学校や企業向けが伸びたことから1142万台となり、14.8%増えました。
スマートフォンについては次の機種の特徴や発売時期に注目が集まっていますが、アップルのティム・クックCEOは電話会見で「iPhoneを初めて発売してからちょうど10年となり、合わせて12億台を売り上げた。ことし後半には新製品を披露できるかもしれない」と述べるにとどまりました。
-- NHK NEWS WEB