3日に行われる内閣改造で、前の国家公安委員長で自民党麻生派の河野太郎氏の入閣が内定しました。
河野氏は、衆議院神奈川15区選出の当選7回で54歳。元衆議院議長で自民党総裁を務めた河野洋平氏の長男で、民間企業での勤務を経て、平成8年の衆議院選挙で初当選しました。平成21年に自民党が野党に転じた後の総裁選挙に立候補したほか、おととしの内閣改造で、国家公安委員長兼行政改革担当大臣、防災担当大臣として初入閣しました。
河野氏は、党の行政改革推進本部長として、国の予算にむだがないか厳しく検証してきた実績もあり、安倍総理大臣としては、知名度が高く発信力のある河野氏を再び閣僚に起用することで、行政改革などに取り組む姿勢をアピールする狙いもあるものと見られます。
-- NHK NEWS WEB