3日に行われる内閣改造で、官房副長官に、自民党細田派の参議院議員の野上浩太郎氏の留任が内定しました。
野上氏は、参議院富山選挙区選出の当選3回で50歳。民間企業での勤務の後、富山県議会議員を経て、平成13年の参議院選挙で初当選しました。これまでに、財務政務官や国土交通副大臣などを歴任し、去年の内閣改造で官房副長官に就任しました。
野上氏は、官房副長官として、ロシアとの経済協力プランをめぐる交渉に携わったほか、国会運営で野党側との調整に尽力しました。安倍総理大臣としては、野上氏を引き続き官房副長官に起用することで、政策遂行や国会運営などにみずからの意向を反映させる狙いもあるものと見られます。
-- NHK NEWS WEB