ネット通販の急増などに伴って新たに10万人以上を雇用する計画を発表しているアメリカの大手IT企業のアマゾン・ドット・コムは、全米の発送センターで大規模な就職説明会を開きました。
アマゾン・ドット・コムは2日、東部メリーランド州や中西部インディアナ州など全米10か所の商品の発送センターで大規模な就職説明会を開きました。
このうちおよそ2500人が働く西部ワシントン州シアトル郊外のセンターでは、新たに1200人を採用する計画で、商品の運搬を行う最新のロボットなどを見学するツアーを実施しました。
アマゾンによりますと、ネット通販の急増に伴って現在、発送センターは全米に70か所以上あり、さらに20か所を建設しています。
広報担当者は、「今後、年末に向けて商品の取り扱いが一気に増えるため、多くの人材を確保したい」と話していました。
また就職説明会に参加した男性は、「急速に拡大している企業なので関心がある」と話していました。
アマゾンは、ことし1月、来年半ばまでにアメリカ国内で10万人以上を新たに雇用すると発表しており、このうち5万人を今回の就職説明会で採用することにしています。
-- NHK NEWS WEB