7日朝、東京・大手町の路上で26歳のミャンマー人の女性が刃物で刺されて大けがをし、警視庁は、元交際相手のミャンマー人の男を殺人未遂の疑いで逮捕しました。女性は以前、警察署に「男に何度も待ち伏せされている」と相談していたということで、警視庁が詳しいいきさつを調べています。
7日午前7時前、東京・千代田区大手町の路上で「刃物で刺された人がいる」と消防に通報がありました。
警察官が駆けつけたところ、26歳のミャンマー人の女性が背中などを包丁のようなもので刺されていて、病院で手当てを受けていますが重傷だということです。
警視庁は、近くにいた女性の元交際相手で、ミャンマー人の留学生ニェン・チャン・アウン容疑者(28)を殺人未遂の疑いでその場で逮捕しました。
警視庁によりますと調べに対して、「刺したことは間違いない」などと供述をしているということです。
女性は、ことし1月、「元交際相手に何度も待ち伏せされている」などと警察署に相談していましたが、その後、5月になって担当の警察官が確認すると、「もう大丈夫なので連絡はいりません」と話していたということです。
警視庁が詳しいいきさつを調べています。
-- NHK NEWS WEB