6日、東京・港区の交差点でタクシーが歩道に乗り上げ、4人がけがをした事故で、歩道で信号待ち中にはねられ、意識不明となっていた80歳の女性が死亡しました。警視庁はタクシーの運転手から話を聞くなどして事故の原因を調べています。
東京・港区の南青山3丁目交差点では、6日の朝、タクシーや乗用車など複数の車が衝突したあと、タクシーが歩道に乗り上げました。
警視庁によりますと、この事故で自転車に乗って歩道で信号待ちをしていた渋谷区の岡崎タヅ子さんが(80)タクシーにはねられ意識不明の重体となり、病院で手当てを受けていましたが、7日になって死亡したということです。
タクシー会社によりますと、岡崎さんをはねたタクシーは3車線ある道路で車線変更をしていたところ、右側のレーンを走行していた乗用車と衝突し、その反動で運転手が誤ってアクセルを踏み込んでしまい、道路左側の歩道に乗り上げた可能性があるということです。
警視庁は、タクシーと乗用車の運転手に話を聞くなど事故の原因を調べています。
-- NHK NEWS WEB