成田空港ではお盆休みを海外で過ごす人の出国ラッシュがピークを迎え、家族連れなどで混雑しています。
成田空港会社によりますと、成田空港からは１１日、１日でおよそ５万８０００人が海外へ出発すると見られ、出国のラッシュがピークを迎えています。
出発ロビーにある搭乗手続きのカウンターでは、午前中から大きなスーツケースを持った家族連れなどが長い列を作っています。韓国や香港などのアジアを中心にＬＣＣ＝格安航空会社の新規就航や増便が相次いだことを受けて、ことしのお盆休みの期間中に成田空港から海外に出かける人は、５３万９０００人余りと、去年の同じ時期に比べて８．４％増えると見込まれています。
家族と一緒に台湾に行くという３０代の男性は「海で遊んだり、屋台でおいしいものを食べたりします。子どもたちとゆっくり過ごしたい」と話していました。スリランカを初めて訪れる４０代の女性は「世界遺産を見たい。まとまった休みをとれる貴重な機会なので、仕事のストレスを発散してきます」と話していました。成田空港の入国のピークは今月２０日になる見込みです。
-- NHK NEWS WEB
