お盆をふるさとや行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュは11日がピークで、新幹線や空の便、高速道路などは夜になっても混雑が続いています。
JR各社によりますと、東京駅を出発する各新幹線の下りは、自由席の乗車率が東海道新幹線の午前6時発、博多行きの「のぞみ1号」で200%、北陸新幹線の午前8時44分発、金沢行きの「はくたか555号」で200%、午後になっても東北新幹線の午後0時36分発、盛岡行きの「やまびこ51号」で150%となるなど、ほとんどの列車で100%を超える混雑となりました。
また、航空各社によりますと、空の便も11日が混雑のピークで、羽田や大阪から各地に向かう便が終日、ほぼ満席となっています。
日本道路交通情報センターによりますと、高速道路の下り線では、午後6時現在、名神高速道路で滋賀県の大津インターチェンジ付近を先頭に27キロ、東北自動車道で宮城県の大衡インターチェンジ付近を先頭に23キロ、東名阪自動車道で三重県の鈴鹿インターチェンジ付近を先頭に18キロ、山陽自動車道で岡山県の笠井山トンネル付近を先頭に18キロの渋滞となっています。
各高速道路会社によりますと、渋滞は区間によっては11日夜いっぱい続き、12日も東名高速や中央自動車道、関越自動車道などで午前中から激しい渋滞になるところもあるということです。
一方、Uターンラッシュは高速道路は14日、新幹線は15日、空の便が15日から16日と19日から20日がピークになると見られています。
-- NHK NEWS WEB