7日昼すぎ、福島県矢祭町の大規模な養豚場で火が出ているのが見つかり、豚を飼育している建物などが焼け、今も消火活動が続いています。運営している会社のホームページによりますと、この養豚場では1万頭近い豚が飼育されているということです。
7日午後1時すぎ、福島県矢祭町上関河内にある養豚場「東白川ファーム」で火が出たという通報が消防にありました。消防によりますと、今のところ、けが人の情報は入っていないということですが、豚を飼育している建物などが焼けていて、今も消火活動が続けられています。
運営している会社のホームページによりますと、この養豚場では、食肉用の豚をおよそ9000頭、繁殖用のメス豚をおよそ700頭、それぞれ飼育していて、福島県内だけでなく、茨城県や宮城県などにも豚肉を出荷しているということです。
敷地内には事務所のほか、豚の分べんや肥育のための建物などがあり、現場を撮影したNHKのヘリコプターの映像では、豚を飼育しているとみられる建物の屋根が焼けて崩れ落ちているのが確認できます。
現場は福島県と茨城県との境に近い山あいの場所です。
-- NHK NEWS WEB