11日、福岡県古賀市の海岸で父親と子どもなど4人が溺れた事故で行方不明になっていた親子2人が12日朝見つかり、いずれも死亡が確認されました。これで4人全員の死亡が確認され、警察は当時、沖合に向かって強い流れができる離岸流が発生していた可能性があると見て調べています。
11日午後2時前、福岡県古賀市天神の海岸で、福岡県宇美町の会社員、小野克弘さん(36)と長男で小学2年生の健くん(7)それに内縁の妻の子どもの森尾陵くん(5)が泳いでいて溺れました。
さらに、助けようとした福岡市東区の寺田一也さん(49)も流され、4人のうち陵くんと寺田さんは溺れて死亡し、小野さんと健くんの行方がわからなくなっていました。
警察によりますと12日午前5時半すぎ、現場近くの海岸で小野さんが見つかり、さらに午前8時前に海岸からおよそ100メートル沖で、長男の健くんも見つかりいずれも死亡が確認されました。
これで4人全員の死亡が確認され警察は、近くにいた人の話などから、当時、沖合に向かって強い流れができる離岸流が発生していた可能性があると見て詳しい状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB