12日午後、岡山県倉敷市の遊園地で、ジェットコースターの安全バーが走行中に突然外れ、乗っていた男性が背中に軽いやけどをしました。
警察によりますと、12日午後1時半ごろ、倉敷市にある遊園地、「鷲羽山ハイランド」で、「ウルトラツイスター」と呼ばれるジェットコースターの上半身を固定する安全バーが、走行中に根元から突然外れました。
従業員が異音に気づいて緊急停止させましたが、この事故で家族連れで訪れていた千葉県市川市の38歳の会社員の男性が、背中に軽いやけどをしました。
ジェットコースターには当時5人が乗っていましたが、男性以外の客にけがをした人はいませんでした。
遊園地のホームページによりますと「ウルトラツイスター」は、85度の勾配から急降下するほか、左右にひねったり、進行方向が入れ替わったりするジェットコースターで、「最後まで息のつけない絶叫マシンです」と記されています。事故の後、遊園地ではこのジェットコースターの運転を取りやめたということです。
警察は、遊園地の関係者から話を聞くなどして、当時の状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB