13日午前、鳥取市の海水浴場で泳いでいた69歳の男性の行方がわからなくなり、警察などが捜索した結果、およそ4時間後に海の中で見つかり、死亡が確認されました。警察は溺れたとみて調べています。
13日午前11時ごろ、鳥取市青谷町の井手ヶ浜海水浴場で「海で泳いでいた男性の姿が見えなくなった」と鳥取海上保安署に通報がありました。警察や海上保安署が捜索したところ、男性は通報からおよそ4時間後に岸から200メートルほどの海の中で見つかり病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
警察によりますと、死亡したのは神戸市北区の会社員、山田伸彦さん(69)で家族5人で海水浴に来ていたということです。山田さんは、岸から20メートルほどの場所でブイにつかまって休んでいましたが、突然、姿が見えなくなったということで警察は、溺れたとみて詳しい状況を調べています。
海上保安署によりますと当時、現場付近ではうねりを伴って1メートル50センチの波が観測されていたということです。海水浴場を訪れていた鳥取市の40代の男性は「午前中は波が高く、少し浜から離れると足がとられるくらい流れが強かったです。警察や消防などが集まって騒然としていました」と話していました。
-- NHK NEWS WEB