TBSテレビの51歳の担当部長が、都内のホテルで知人の女性に危険ドラッグと見られる液体をかけて軽いけがをさせたほか、自宅や会社に危険ドラッグを隠し持っていたとして、書類送検されました。
書類送検されたのは、TBSテレビのメディアビジネス局に勤務する51歳の担当部長です。
警視庁の調べによりますと、担当部長はことし4月、知人の30代の女性と東京・中央区のホテルを訪れた際、危険ドラッグと見られる液体を女性の顔にかけて、口の周りが炎症する軽いけがをさせたとして、傷害の疑いが持たれています。
女性からの被害届を受け、警視庁が自宅や会社を捜索したところ、法律で禁止されている指定薬物を含む液体の危険ドラッグが容器に入った状態で複数見つかったということで、危険ドラッグを隠し持っていた医薬品医療機器法違反の疑いでも書類送検しました。
警視庁によりますと、調べに対し、担当部長は「女性に危険ドラッグをかがせようとしたところ、抵抗されてかかってしまったもので、故意にかけたものではない。危険ドラッグは海外出張に行ったときに購入した」などと供述しているということです。
TBSテレビは「社員が書類送検されたことは大変遺憾に思います。捜査の結果を踏まえて、厳正に対処いたします」とコメントしています。
-- NHK NEWS WEB