今月12日、岡山県倉敷市の遊園地でジェットコースターの安全バーが走行中に外れ、1人がけがをした事故で、安全バーの鉄製の棒が根元付近で折れていたことがわかり、警察はなぜ折れたのかなど事故の詳しい原因を調べています。
岡山県倉敷市の遊園地「鷲羽山ハイランド」で今月12日、「ウルトラツイスター」と呼ばれるジェットコースターの安全バーが走行中に外れ、乗っていた男性が背中に軽いけがをしました。
安全バーは一部が緩衝材で覆われた直径3センチほどの鉄製の棒で、上半身を固定するためのものですが、事故のあと確認したところ、この棒が根元付近で折れていたことが警察や倉敷市への取材でわかりました。
運営会社によりますと、事故を起こした車両は26年前から運用され、安全バーを含め、年に1度、法律で定められた検査を受けているほか、毎朝、目視で安全点検を行っていますが、事故当日の朝も異常は見つからなかったということです。
警察はなぜ安全バーが折れたのかなど事故の詳しい原因を調べるとともに、検査や点検の方法に問題がなかったかについても今後調べを進めることにしています。
-- NHK NEWS WEB