テニス男子の世界ランキング9位の錦織圭選手が練習中に痛めた右手首の治療に専念するため、今月28日に開幕する四大大会の最終戦、全米オープンをはじめ、今シーズンの残りの大会すべてを欠場することになりました。
これは、日本時間の16日夜、錦織選手のマネジメント会社が明らかにしたものです。錦織選手は現地時間の今月13日、アメリカのシンシナティで行っていたツアー大会に向けた練習中に右手首の強い痛みを訴え、この大会を欠場しました。
マネジメント会社によりますと、錦織選手は痛みを訴えた後、複数の医師の診察を受けた結果、右手首のけんの一部が裂けていることがわかったということです。このため、錦織選手は治療に専念するため、今月28日に開幕する四大大会の最終戦、全米オープンをはじめ、11月までの今シーズンの残りの大会すべてを欠場することを決めました。
マネジメント会社によりますと、錦織選手は右手首について、現時点では手術は行わずギプスで固定していて、腫れが引いた時点で今後の治療の方針を検討するということです。
錦織選手は右手首をことし3月の大会でも痛め、3年前の11月のツアーファイナルでも痛めていました。
-- NHK NEWS WEB