18日、北海道清水町で首都圏からの観光客などが乗ったバスが道路脇に転落し、大けがの3人を含め乗客と乗員合わせて39人がけがをしました。バスの運転手は、「慣れた道で注意力が散漫になった。ぼーっとしてよそ見をしていた」などと話しているということで、警察は事故の原因を詳しく調べることにしています。
事故があったのは北海道清水町の国道274号線で、18日午後4時前、観光バスが道路から2メートルほど下の草むらに転落し横転しました。
警察によりますと、この事故でバスの乗客と乗員合わせて39人がけがをし、このうち3人が胸の骨を折るなどの大けがをしました。
現場は近くにドライブインがある幹線道路で、バスの58歳の運転手は警察に対して、「いつも通る慣れた道で注意力が散漫になった。ぼーっとしてよそ見をしていた」などと話しているということです。
また、バスを運行していた網走観光交通によりますと、この運転手は20年近い経験があるベテランだったということです。
警察は運転手が前をよく見ていなかったことが事故につながったと見て、運転手やバス会社から話を聞くなどして事故の原因を詳しく調べることにしています。
-- NHK NEWS WEB