愛好家のグループが作った鉄道模型や関連する最新の製品などを紹介する展示会が１８日から東京・江東区で始まりました。
この展示会は鉄道模型の愛好家で作る団体が毎年開いていて、合わせておよそ１５０のグループや関連企業などが出展しています。
大正時代の蒸気機関車をテーマにしたグループの作品は、実物の８７分の１の大きさの蒸気機関車が汽笛を鳴らして煙突から煙を出しながら山あいの小さな町を走る様子が忠実に再現されています。
デジタル関連会社のコーナーでは、スマートフォンのアプリを使って鉄道模型を操作する最新の技術が紹介され、車両の種類に合わせて画面に表示される運転台のコントローラーを動かすことで実際の運転に近い操作を体験することができます。
実物と同じように、走り出す際と止まる際、５段階から７段階に分けて速度を少しずつ変えられるよう工夫しているということです。
千葉県から訪れた小学４年生の男の子は「どの模型も本物のように精巧で見ていてとても楽しいです。鉄道のロマンを感じます」と話していました。
この展示会は東京・江東区のビッグサイトで２０日まで開かれています。
-- NHK NEWS WEB
