断続的に大雨が降った岐阜県瑞浪市で18日夜、中央自動車道に大量の土砂が流れ込んで車4台が巻き込まれ、子ども2人を含む、合わせて6人がけがをしました。現場付近では道路脇の山の斜面が大きく崩れていて、高速道路会社などが詳しい状況を調べています。一方、中央自動車道は一部の区間で通行止めが続いていて、復旧の見通しは立っていないということです。
18日午後9時半ごろ、岐阜県瑞浪市釜戸町の中央自動車道に上り線側の斜面から大量の土砂が流れ込み、トラックや乗用車など合わせて4台が巻き込まれました。
警察によりますと、7歳の男の子と42歳の女性の2人が大けがをしたほか、11歳の男の子を含む4人が軽いけがをしたということです。
現場付近では道路脇の山の斜面が大きく崩れていて、高速道路会社によりますと、道路に流れ込んだ土砂はおよそ700立方メートルに上り、およそ60メートルにわたって道路を塞いでいるということです。高速道路会社などが詳しい状況を調べています。
一方、この影響で中央自動車道は瑞浪インターチェンジと恵那インターチェンジの間の上下線では通行止めが続いていて、中日本高速道路が土砂の撤去作業を進めていますが、復旧の見通しは立っていないということです。
高速道路会社は中央自動車道に平行して走る国道19号線などの利用を呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB