19日夜、栃木県日光市で2歳の男の子が橋の上から河原に転落し、軽いけがをして消防に救助されましたが、助けに向かった父親が行方不明となっていて、警察と消防は川に流された可能性もあると見て捜索しています。
19日午後9時ごろ、日光市の鬼怒川温泉大原で「子どもが橋から転落した」と、近くにいた人から警察に通報がありました。
警察によりますと、転落したのは、千葉県酒々井町の会社員、山家竜司さん(41)の2歳の次男で、およそ50分後に10メートルほど下の河原の茂みの中で泣いているところを消防隊員に救助され、軽いけがをしたということです。
しかし、助けに向かった山家さんの行方がわからなくなり、20日朝、山家さんのものと見られるげた1足が河原で発見されました。
警察によりますと、山家さんは家族5人で鬼怒川温泉を訪れ、19日夜は浴衣姿で打ち上げ花火の会場となっていた橋の上で、下を見せようと次男を抱えたところ、高さ1メートル50センチの欄干を超えて転落させてしまったということです。
警察と消防は、山家さんが誤って川に流された可能性もあると見て捜索しています。
-- NHK NEWS WEB