宅配最大手のヤマトホールディングスは経済成長が続くベトナムで、日本から輸入した生鮮品を冷蔵や冷凍で配送する事業を始めることになり、日本のノウハウによるベトナムでの事業拡大を目指すことにしています。
ヤマトホールディングスはベトナム最大の都市ホーチミンで現地の物流会社と共同で会社を設立し、日本から輸入した生鮮品を冷蔵や冷凍で配送する事業を来月から新たに始めることになりました。ホーチミンの国際空港近くに保冷施設を整備し、冷蔵・冷凍、いずれの配送にも対応できるトラックやバイクで、ホーチミン中心部の日本食レストランなどに配達するということです。
22日、ホーチミンで記者会見した現地法人の松田弘社長は「われわれのノウハウを使って品質のよい生鮮品を届けていきたい」と抱負を述べました。
人口が9000万を超え、高い経済成長が続く、ベトナムではホーチミンや首都ハノイで日本食のレストランも増えていて、ヤマトホールディングスは日本のノウハウで、より高品質の食材を求める現地のニーズに応え、事業拡大を目指すことにしています。
-- NHK NEWS WEB