24日、沖縄県名護市辺野古で普天間基地の移設工事への反対活動に来ていた男女2人がひき逃げされて重軽傷を負った事件で、18歳の会社員の少年が逮捕されました。
24日午前6時前、名護市辺野古のアメリカ軍基地キャンプシュワブのゲート前で、普天間基地の移設工事に反対する抗議活動に参加するため国道の縁石に座っていた男女2人が、軽乗用車に足をひかれて83歳の女性が骨折し、69歳の男性が軽いけがをしました。
車がそのまま走り去ったため、警察がひき逃げ事件として周辺の防犯カメラの映像を解析するなど捜査を進めた結果、那覇市の18歳の会社員の少年が運転していたとして、ひき逃げなどの疑いで逮捕しました。
警察によりますと、少年は「縁石にぶつかったと思ったが、人をひいたとは思わなかった。会社に遅れると思い確認しなかった」と供述しているということです。
警察は詳しいいきさつを調べています。
-- NHK NEWS WEB