25日朝、岩手県宮古市で雨で増水していた川にライトバンが落ちているのが見つかり、乗っていた29歳の建設会社社長の男性が死亡しました。ほかに乗っていたと見られる同じ会社の3人と連絡が取れなくなっていて、警察は捜索を続けることにしています。
25日午前6時すぎ、岩手県宮古市区界の閉伊川にライトバンが落ちているのが見つかり、1キロほど下流で乗っていた男性を救助しましたが死亡が確認されました。
警察によりますと、男性は、市内の建設会社の社長、池田雄希さん(29)で、25日朝、従業員の男性3人と車に乗って、会社から盛岡市方面に向かっていたということです。
現場の川は、24日から降り続い雨で増水し、水位がふだんより2メートルから3メートル高くなっていたということです。
現在、従業員の3人とも連絡が取れなくなっていて警察は川を捜索しましたが手がかりはなく、25日の捜索はいったん打ち切ったということです。
現場は片側1車線の見通しのよい直線道路ですが、国道沿いのガードレールが根元からなぎ倒されて大きく壊れていて、警察はライトバンがここから川に落ちたと見ています。
警察は26日午前8時から捜索を再開することにしています。
-- NHK NEWS WEB