26日昼すぎ宮城県名取市の漁港で、釣りをしに訪れていた男性が波消しブロックの間の海に浮いているのが見つかり、病院に運ばれましたが死亡しました。警察は誤って転落したと見て詳しい状況を調べています。
26日午後1時ごろ名取市の閖上漁港で、釣りをしに訪れていた名取市の会社員、渡邊清純さん(52)が防波堤の波消しブロックの間に浮いているのを一緒に来ていた友人2人が見つけました。
渡邊さんは友人らに引き上げられて病院に運ばれましたが、まもなく死亡が確認されました。
警察によりますと、渡邊さんは午前10時半ごろから防波堤で釣りを始めましたが、その後、姿が見えなくなったため友人らが捜していたところ転落しているのを見つけたということです。
当時、現場付近は波の高さがおよそ1メートルと比較的穏やかで、視界もよかったということです。また、この防波堤は宮城県が管理し、ふだんから関係者以外は立ち入りが禁止されていました。
渡邊さんの釣り道具は防波堤に残されていたということで、警察は誤って転落したと見て詳しい状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB