幅広い品ぞろえの総合スーパーが苦戦する中、大手流通グループがフランスの食品スーパーと提携し、いわゆる有機食品に特化した専門店を出店することになりました。
専門店は、大手流通グループのイオンと、ヨーロッパでおよそ100店舗の有機食品の専門店を運営するフランスの食品スーパーが提携し出店します。
東京・港区の1号店では、9日のオープンを前に内覧会が開かれ、日本で有機JASマークの認証を受けた野菜や、EU=ヨーロッパ連合の基準を満たした有機食品のワインやチーズなどが並ぶ売り場が披露されました。
運営会社では、健康志向の高まりから、女性を中心にした利用を見込んでいてこの専門店を都内を中心に、平成32年までに50店舗程度出店する方針です。
幅広い品ぞろえの総合スーパー事業の苦戦が続く中、この専門店を出店したイオンは、先月には冷凍食品に特化した店舗をオープンするなど、特定の商品に絞った専門店の展開を強化しています。
-- NHK NEWS WEB