東京大田区に住む26歳の会社員の女性の行方が分からなくなり、警視庁が静岡県内の山の中を捜索したところ、女性の遺体が見つかりました。任意で事情を聴いていた元交際相手の44歳の男はその後、自殺しているのが見つかり、警視庁は男が女性の遺体を遺棄したと見て調べています。
行方が分からなくなっていたのは東京大田区北嶺町の会社員、加藤菜緒さん(26)で、今月20日ごろから連絡が取れない状態になり、届け出を受けた警視庁が事件に巻き込まれた可能性があるとして捜査していました。
そして、直前まで一緒にいた元交際相手の44歳の会社員の男から今月24日の午後から翌日の午前1時ごろまで任意で事情を聴いていましたが、帰宅したあと自殺しているのが見つかったということです。
さらに27日に警視庁が静岡県伊豆市の山の中を捜索したところ遺体が見つかり、加藤さんと確認されました。
警視庁は加藤さんが死亡したいきさつを調べるとともに、男が遺体を遺棄したと見て捜査しています。
-- NHK NEWS WEB