29日から東京・江東区で外食産業の大規模な展示会が始まり、健康志向の高まりを受けて糖質を抑えた食品が注目を集めていました。
東京・江東区で開かれている外食産業の展示会には、女性や高齢者の健康への関心が高まる中、「健康・ヘルシー」をテーマにした食品などを88の店舗が展示しています。
このうち、神奈川県平塚市の製麺会社は、従来の麺に糖質の吸収を抑えるでんぷんなどを練り込むことで糖質を53%カットした「低糖質麺」の試食を行っています。製麺会社によりますと、「低糖質麺」は、渋谷など都内のラーメン店5店舗に展開しているということで、価格は割高ですが女性からの人気が高いということです。
試食した30代の女性は「従来の麺と変わらず、とてもおいしくてびっくりしました。体のことを考えると糖質は少ないほうがいいのでとてもうれしいです」と話していました。
このほか、糖質を減らすことができる大豆やこんにゃくなどを使った中華麺やパスタも展示され、注目を集めていました。この展示会は、東京・江東区の東京ビッグサイトで、31日まで開かれています。
-- NHK NEWS WEB