30日、岐阜県の中央自動車道で舗装工事の現場に大型トラックが突っ込んで積み荷などが下の国道に落下し、高速道路で作業をしていた男性1人が死亡、8人が重軽傷を負った事故で、警察は31日、トラックの運転手が勤務する物流会社を捜索し勤務状況などに問題がなかったか調べています。
30日午後2時前、岐阜県多治見市の中央自動車道の上り車線で舗装工事の現場に大型トラックが突っ込み、積み荷のプラスチックの原料などが下を通る国道に落下して国道を走っていた車4台が巻き込まれました。
この事故で高速道路で作業をしていた岐阜県瑞浪市の建島誠治さん(40)が死亡し、国道を走っていた乗用車の男女3人を含む合わせて7人が重軽傷を負いました。
大型トラックの47歳の運転手もけがをして病院で手当てを受けていますが、警察は過失運転致死傷の疑いで調べています。
これに関連して警察は、運転手が勤務する大阪・高槻市の物流会社「大豊物流システム」を捜索しました。
警察は運転手の勤務状況などに問題がなかったか調べています。
-- NHK NEWS WEB