世界有数の家電ショーがドイツで開幕し、あらゆるモノがインターネットにつながるIoTの技術など最先端の技術を使った新製品が出展されています。
世界のおよそ1800社が参加するベルリンの家電ショーは1日に開幕しました。
会場には、あらゆるモノがインターネットにつながるIoTの技術や、AI=人工知能を活用した製品が多く出展されています。
オランダのメーカー、フィリップスは、哺乳瓶と体温計をインターネットでつなげて、赤ちゃんがミルクを飲んだ量や時間、そして体温の変化をスマートフォンで一括して管理できるシステムを披露しました。
一方、日本メーカーでは、5年ぶりに参加したシャープが、海外事業拡大の柱に位置づけるハイビジョンの16倍という極めて鮮明な画質を持つ「8K」の家庭向けのテレビをアピールしました。
また、ソニーが発表した、話しかけるだけで家電の操作などができるAIスピーカーは、一方向だけではなく、360度すべての方向に音が出るようになっているのが特徴です。
ソニーヨーロッパの粂川滋社長は「ユーザーに感動してもらうことが競争戦略上重要で、品質には徹底的にこだわりたい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB