国内の空港では出発エリアに限られていた免税店が、成田空港の到着エリアに全国で初めてオープンし、帰国した人たちが早速、酒などを買い求めていました。
国の規制緩和によって、これまで国内の空港では出発エリアに限られていた免税店が、今年度から空港に到着してから税関の検査を受けるまでの到着エリアに設置できるようになりました。
これを受けて、成田空港の第2ターミナルの到着エリアには、全国で初めて免税店が設けられ、1日、オープンを記念する式典が開かれました。
免税店の広さはおよそ100平方メートルで、海外から帰国した人たちが外国製の酒やたばこを国内と比べて10%から30%ほど安く購入できます。
上海から帰国した50代の男性は「お酒を2000円で購入できました。重たい免税品を外国から持ち帰らなくてもよく、便利だと思います」と話していました。
成田空港会社の高橋修一マネージャーは「今後は化粧品なども品ぞろえに追加したい。空港に到着してからもぜひ、買い物をしてもらいたい」と話していました。成田空港会社は年内にさらに4店舗を空港内の到着エリアにオープンする予定です。
-- NHK NEWS WEB