9日の東京株式市場は、8日の欧米市場で株価が上昇したことに加えて、中国の経済指標が市場の予想よりよい内容だったことから買い注文が広がって、日経平均株価は、ことしの最高値を更新して、一時、およそ11か月ぶりに、1万9000円台まで値上がりしました。
9日の東京株式市場は、午前中、中国が発表した物価関連の指標が市場の予想よりよい内容だったことなどから買い注文が広がって、日経平均株価は200円以上、値上がりして、ことしの最高値を更新しました。
午後に入って株価はさらに上昇し、一時、去年の12月30日以来、およそ11か月ぶりに、1万9000円台まで値上がりしました。
市場関係者は「8日の欧米市場で株価が上昇したことに加えて、中国経済への警戒感がいくぶん和らいで買い注文がさらに膨らんだ。外国為替市場で、円安ドル高が進んでいることも株価を押し上げる要因になっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB