5日午前、羽田発ニューヨーク行きの日本航空機が、機体のトラブルのため羽田空港に引き返すことになり、まもなく緊急着陸する予定です。エンジンから火が見えたという情報があり、国土交通省は鳥がエンジンに吸い込まれるバードストライクの可能性があると見て、詳しい状況を確認しています。
国土交通省によりますと、5日午前11時ごろ、羽田発ニューヨーク行きの日本航空6便、ボーイング777型機から、トラブルが発生したため羽田空港に引き返し緊急着陸するという連絡が管制に寄せられました。
この機体には乗客乗員合わせて250人が搭乗していて、羽田空港に着陸する予定だということです。
この機体が離陸する際、エンジンから火が見えたという情報があり、日本航空によりますと、機長からは「鳥がエンジンに吸い込まれるバードストライクが起きた」という連絡が会社側に寄せられたということです。
国土交通省や日本航空は、バードストライクの可能性があると見て、詳しい状況を確認しています。また、機体が離陸した羽田空港のC滑走路脇の草地から煙があがり、この影響でC滑走路が閉鎖されています。
-- NHK NEWS WEB