ロシア極東のウラジオストクを訪問している安倍総理大臣は、第2次世界大戦のあと、旧ソビエトによってシベリアで抑留され亡くなった日本人の慰霊碑を訪れて献花しました。
安倍総理大臣は6日から2日間の日程でロシア極東のウラジオストクを訪れていて、ロシアやアジア太平洋地域の国や企業の関係者が参加して開催されている「東方経済フォーラム」に出席するほか、プーチン大統領や韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領らと個別に会談することにしています。
安倍総理大臣は、6日午後、ウラジオストクの空港に到着したあと、同行している河野外務大臣や世耕経済産業大臣らとともに、沿海地方のアルチョム市を訪れ、第2次世界大戦後、旧ソビエトによってシベリアで抑留されて亡くなった日本人の慰霊碑に献花しました。
沿海地方では、戦後、抑留された日本人のうちおよそ7400人が亡くなったとされていて、安倍総理大臣は去年9月にウラジオストクを訪問した際も同じ慰霊碑を訪れています。
-- NHK NEWS WEB