群馬県と埼玉県にある同じ系列の総菜店の総菜を食べた客がO157に感染し、3歳の女の子が死亡しました。誰もが利用する総菜店で感染が起きたことで、ネットでも関心が高まっています。感染はどのような原因が考えられるのか?何に気をつければ感染を防げるのか?食中毒や感染症に詳しい専門家に聞いてみました。(ネットワーク報道部記者 大窪奈緒子 角田舞 佐伯敏)
先月、群馬県と埼玉県にある総菜店「でりしゃす」の4つの店舗で販売されたポテトサラダやコールスローサラダなどを食べた22人が、腸管出血性大腸菌O157に感染し、このうち前橋市の六供店のタケノコやエビの炒め物などを食べた東京の3歳の女の子が死亡しました。
利用客の話や会社への取材によると、六供店では、一連の問題が明らかになる前は、店内に入ってすぐの右側の大きなテーブルで、炒め物や煮物などさまざまな総菜が、大皿に乗せられて販売されていたということです。大皿の上には直接トングが乗せられていたということです。
-- NHK NEWS WEB