KDDIは、アップルのiPhoneの新製品に対して、格安スマホに対抗するための割安な料金プランを適用すると発表し、先日、新たな料金を発表したソフトバンクなどとの間で競争が激しくなりそうです。
KDDIは15日、アップルのiPhoneの新製品に対して、格安スマホに対抗するために設けていた割安な料金プランを適用すると発表しました。
この料金プランは、ひと月のデータ通信量に応じて料金が変動するもので、例えば、データ通信量が1ギガまでで、1回5分以内の通話がかけ放題になるプランの場合、月額で3480円となり、定額の場合と比べて3割ほど安く設定されています。
また、今回の新製品を対象に、端末の代金が実質的に半額となる割り引きも導入します。
KDDIの石川雄三副社長は「高額な商品なので、安さは重要な要素で、サポートも含めた全体的な価値を高めて、格安スマホ事業者も含めた他社に対抗していきたい」と話していました。
iPhoneの新製品をめぐっては、ソフトバンクがデータ通信を多く使う利用者向けに値下げした新しい料金プランや端末代金を半額にする割り引きを発表していて、格安スマホの普及が進むなか大手どうしでも競争が激しくなりそうです。
-- NHK NEWS WEB