メキシコで日本時間の20日未明、マグニチュード7.1の地震があり、地元メディアによりますと、これまでにメキシコ国内で少なくとも138人が死亡したということです。
震源地に近い首都メキシコシティーなどでは、多くの建物が倒壊して、取り残された人たちの救出活動が続いています。
日本時間の20日午前3時すぎ、メキシコの首都メキシコシティーに近い、内陸部プエブラ州を震源とするマグニチュード7.1の地震がありました。
震源の深さは51キロと推定されています。
この地震でメキシコシティーなどでは激しい揺れに見舞われ、多くの建物が倒壊する被害が出ていて、地元メディアによりますと、これまでにメキシコ国内で少なくとも138人が死亡したということです。
建物の中には閉じ込められている人もいるということで、取り残された人たちの救出活動が続いています。
外務省によりますと、メキシコには、去年10月現在、メキシコシティーなどに1万1000人余りの日本人がいて、日本からの進出企業も1000社を超えるということです。ただ、現地の日本大使館によりますと、日本時間の午前8時半現在、日本人が被害に遭ったという情報は入っていないということで、引き続き、情報収集を続けています。
メキシコでは、およそ2週間前にも南部を中心にマグニチュード8.1の地震が起きたばかりです。
-- NHK NEWS WEB