ニューヨークを訪れていた安倍総理大臣は、国連総会での一般討論演説や日米韓3か国の首脳会談など一連の日程を終え、日本時間の22日午前、帰国の途につきました。
安倍総理大臣は今月18日に日本を発ち、アメリカのニューヨークで開かれている国連総会での一般討論演説のほか、トランプ大統領や韓国のムン・ジェイン大統領との日米韓3か国の首脳会談などに臨みました。
このうち国連総会での一般討論演説で安倍総理大臣は、過去の北朝鮮との対話は核開発などの放棄につながらなかったと指摘したうえで、必要なのは行動だとしてすべての加盟国に対し一連の安保理決議の厳格かつ全面的な履行を呼びかけました。
日米韓3か国の首脳会談では、トランプ大統領が北朝鮮と取り引きする企業などに制裁を科す新たな大統領令に署名・発表したことを明らかにしたのに対し、安倍総理大臣はこれを支持する考えを示しました。
また3人の首脳は北朝鮮問題をめぐり、今後、政策面もすり合わせてくことで一致しました。
ニューヨークでの一連の日程を終えた安倍総理大臣は日本時間の22日午前10時すぎ、政府専用機で帰国の途につきました。
-- NHK NEWS WEB