茨城特産の納豆のパック1万個を使って高さ5メートルのタワーを作る催しが、茨城県日立市で開かれました。
この催しは、東日本大震災からの復興を願って毎年、開かれている音楽イベントを盛り上げようと、海外で納豆の製造・販売を行っている会社が初めて企画しました。
使われたのは縦横10センチ深さ3.5センチの納豆のパック合わせて1万個で、パックを縦横3個ずつひもでつないで重ね、タワーの形に積み上げます。
作業は午前7時から行われ、納豆会社の役員や音楽イベントの出演者合わせて7人がパックの柱が傾かないように固定しながらおよそ2時間かけて、高さ5メートルのタワーを完成させました。
東京から参加した30代のバンドのメンバーは「みんなで作り上げて楽しかったです。タワーを見ながらライブを盛り上げたいと思います」と話していました。納豆の製造・販売会社の宮下裕任さんは「皆さんと一緒に作って達成感があります。納豆タワーを見ながら音楽を楽しんでもらいたいです」と話していました。
音楽イベントは24日午後8時まで開かれ、納豆パックのタワーが会場を盛り上げます。
-- NHK NEWS WEB