東京・浜松町の超高層ビル「世界貿易センタービル」の建て替え工事が始まり、国内ではこれまでで最も高い152メートルのビルの解体が行われることになりました。
東京・港区の浜松町にある世界貿易センタービルは、昭和45年に完成した高さ152メートルの超高層ビルで完成当時は日本一の高さを誇りました。それから50年近くがたち、都心で次々と建設される最先端のビルに対抗しようと、ビルの所有会社などが建て替えの計画を進めていて、9月初め、隣接する場所に新たなビルを建設する工事が始まりました。
「世界貿易センタービル南館」と呼ばれる新たなビルは、地上39階・地下3階建て、高さおよそ200メートルで2021年に完成する計画です。現在のビルは「南館」の完成を受けて2021年以降に解体されることになり、ビルの所有会社などによりますと、国内ではこれまでで最も高いビルの解体になるということです。
解体が終われば、同じ場所に「本館」と呼ばれるビルが2025年に完成する予定で、羽田空港から都心に入る玄関口の1つ浜松町が大きく姿を変えることになります。
-- NHK NEWS WEB