27日夜、長崎空港から対馬に向かっていた旅客機が「機内でもやのようなものが確認された」として空港に引き返し、緊急着陸しました。乗客・乗員合わせて25人にけがはなく、航空会社が詳しい原因を調べています。
27日午後7時半ごろ長崎空港から対馬空港に向かっていたオリエンタルエアブリッジ61便から、「機内でもやのようなものが確認された」と管制官に連絡があり、この便は、長崎空港に引き返して午後7時40分すぎに緊急着陸しました。
この機体は、プロペラ機のボンバルディアDHC8型機で、午後6時55分に長崎空港を離陸し、乗客21人と乗員4人が乗っていましたが、警察などによりますと、全員けがはありませんでした。
航空会社によりますと、この機体は、ことし3月にも飛行中に白い霧のようなものが発生して緊急着陸していたということで、会社が機内の詳しい状況や原因を調べています。
このトラブルの影響で、長崎空港では、滑走路の安全確認のためほかの2便の発着におよそ20分の遅れが出ました。
-- NHK NEWS WEB